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 LAST UPDATE 2003/08/19


 ●第7話「レーザー応用機器ニュース・スクラップ」
    −2「レーザー光で風速・風向を高精度計測、関電などが新装置」



 ○レーザー光で風速・風向を高精度計測、関電などが新装置
  2003.08.19 日本工業新聞 JIJ web

  関西電力は18日、三菱電機と共同で、レーザー光を空気中の塵に当て、風速・風向を高精度に計測する装置を開発したと発表した。
  風力発電所建設の風況調査に対応したもので、現行方式と組み合わせれば、年間の発電電力量予測の誤差で
  従来のプラス・マイナス幅30%が15%にまで縮小するという。

  今回開発したのは、塵の動きから風の動きを予測する業界初の風速・風向計測装置。具体的には、レーザー受発信部から
  波長1.5マイクロメートルの赤外レーザー光を、空気中の0.1〜0.5マイクロメートルの塵に照射する。
  レーザー光の発信から受信までの時間で測定距離(位置)をはじき出し、往路と復路の周波数の変化で風の動きを算出する仕組みだ。

  ポールを設置して計測する現行方式に比べ、風速測定の誤差が大幅に改善されるほか、半径2キロ以内ならさまざまな地点からの
  実測が可能で、複数のポールを立てる必要がないなどの特徴を持つ。

  関西電力はポールによる現行の観測サイトに、今回の装置を併設する新方式を提案する。年間発電電力量の誤差を15%に抑えられ、
  また、1年間にわたって観測する場合のコストが数分の1で済むという。

  関西電力は1年後をめどに、風力発電所の建設候補地で同装置を使った風況調査に着手するとともに、
  グループ企業を通じた風力発電コンサルタント事業にも本格的に乗り出す。


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