LAST UPDATE 2003/08/18
●第7話「レーザー応用機器ニュース・スクラップ」
−1「北斗電子、低価格の振動モード測定システムを開発」
○北斗電子、低価格の振動モード測定システムを開発
2003.08.18
日刊工業新聞社 Business Line
【神戸】北斗電子工業(兵庫県西宮市、木下泰社長、0797・62・0131)と新産業創造研究機構(神戸市中央区)、
兵庫県立工業技術センターは、電子スペックル干渉法(ESPI)による振動モード測定システムを開発した。
レーザー光により対象物の振動モードを2次元で測定する装置で100万円前後の低価格での商品化を目指す。
04年度にも北斗電子が市場投入する。
ESPIとは、レーザー光を金属などの表面に照射させた際に生じる反射パターンと、振動面に照射しない光を干渉させ、
電荷結合素子(CCD)カメラで検出して振動を測定する手法。非接触でリアルタイムな測定が可能になるなどの特徴がある。
光源には波長820ナノメートルのレーザーダイオードを採用。レーザー光を2分割し一方を照射する。光学系にはミラーを使わず、
振動面に照射しない光はシングルモードの光ファイバーで導く仕組みとした。この結果、持ち運びできる程度に小型、軽量化でき、
光学系の配置の自由度が高まった。
北斗電子が製作した試験器で、0・3ミリメートルのステンレス薄板を加振すると、約0・19マイクロメートルの間隔で
しまが表示された。振動周波数が50ヘルツ以上ならば2次元で画像表示され、3分の1秒間隔で画像が更新される。
精密機器などの耐振性を測定し、運転中の振動により発生する機器破壊を防止するなどの用途が想定される。
現場に持ち込んで測定できるメリットがあり、新たな需要が期待できる。
連絡先:
北斗電子工業
WEB PAGE http://www.hokuto-ele.co.jp/
所在地 〒669-1148 兵庫県西宮市名塩東久保2番16号
TEL 0797-62-0131(代) FAX 0797-61-0066
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