LAST UPDATE 2003/05/12
●第5話「LDニュース・スクラップ」
−14「ソニーが CD & DVD 記録再生用2波長高出力半導体レーザーを開発」
○CDとDVDの記録再生を行う2種類のレーザー光を1チップで発する
世界初の"モノリシック型"高出力2波長レーザーダイオードを開発
2003.05.09
ソニー株式会社 プレスリリース
ソニー株式会社は、書き換え型CD用780nm帯レーザーと書き換え型DVD用650nm帯レーザーを1つの
半導体レーザーダイオードチップ(以下、LDチップ)から発する"モノリシック型"高出力2波長レーザーダイオード
を世界で初めて※開発しました。
※2003年5月9日現在、ソニー調べ
パソコンの高機能化やDVDレコーダーの台頭などによって、書き換え型光ディスクの需要は今後ますます高くなると
予測されます。従来の書き換え型CDと大容量記録が可能な書き換え型DVDの両方式に対応した書き換え型CD/DVDドライブでは、
それぞれの波長に対応した2つのLDが搭載されていました。今後の需要拡大やコストパフォーマンスに優れた小型の
書き換え型CD/DVDドライブを実現するためには、
2種類のレーザー光を1つのLDチップで発することができる"モノリシック型"
高出力2波長レーザーダイオード
の開発が望まれていました。
今回開発した"モノリシック型" 高出力2波長レーザーダイオードは、ソニーが業界に先駆けて実用化した
再生用モノリシック型2波長レーザーの開発・生産における経験やノウハウと、光ディスク記録用半導体レーザーの
設計技術を活かし、世界で初めてモノリシック型での高出力化を実現したものです。2つのLDチップを1パッケージに
納めたハイブリッド型に比べ、部品点数の削減や組み立てのし易さに加え、発光点間隔の精度を±1μm以内に抑えることが
可能となり、光学性能の向上も図れるなど、"モノリシック型"ならではの特長を持っています。
出力は、
CD用780nm帯レーザーで240mW
、
DVD用650nm帯レーザーは100mW
を実現、書き換え型光ディスクに必要とされる
出力を低消費電力かつ安定な連続発振を可能としました。また、構造基板上の結晶膜厚を均一に成長させることによって
レーザー放射角度の精密制御を可能としました。それぞれの波長に適した端面反射膜を生成する個別のプロセスを採用することで
高出力化を実現しました。
○ソニー、CD・DVD記録用の半導体レーザーダイオードを開発
2003.05.12
日刊工業新聞 Business Line
ソニーは1チップでCDとDVDに記録できる半導体レーザーダイオードを開発した。CDとDVDにそれぞれ必要な波長を
1チップで実現したもので、記録用では初めてという。再生用ではすでに2波長対応チップは製品化されている。
新レーザーではCD用の780ナノメートル帯とDVD用650ナノメートル帯の波長に対応。それぞれの波長に適した
端面反射膜を生成するプロセスを採用することで、CDでは240ミリワット、DVDでは100ミリワットの高出力を実現した。
2チップを同一パッケージに搭載する従来製品と比べて、部品点数の削減や発光点の精度向上につながるという。
○ソニー、モノリシック型″oo力2波長LDチップを開発
2003.05.09
日本工業新聞 JIJ web
ソニーは9日、CD/DVDの記録再生を行うための2種類のレーザー光を1チップで発するモノリシック型″oo力2波長レーザー
ダイオードチップ(LDチップ)を、世界で初めて開発したと発表した。
従来の書き換え型CD/DVDドライブでは、CD用780nm帯レーザーとDVD用650nm帯レーザーに対応した2種類のLDが
搭載されていたが、ドライブの小型化やハイコストパフォーマンス化を図るために、この2種類の波長を1つのLDチップで
発することができるモノリシック型の高出力LDの開発が待たれていた。
今回、同社が開発したLDチップは、世界で初めてモノリシック型での高出力化を達成、出力はCD用780nm帯レーザーで240mW、
DVD用650nm帯レーザーでは100mWを実現した。2つのLDチップを1パッケージに納めたハイブリット型に比べ、部品点数の
削減が可能なほか、発光点間隔の精度を±1μm以内に抑え、光学性能も向上している。
○CD/DVD記録再生レーザーを1チップ化 ソニーが世界初
2003.05.09
ZD Net JAPAN News
ソニーは5月9日、CDとDVDの記録再生用レーザーを1チップで発する世界初のモノリシック型高出力2波長レーザーダイオードを
開発したと発表した。従来はCD用とDVD用にそれぞれ必要だったレーザーダイオードが1つで済む。
書き換え型CD用780ナノメートルと、書き換え型DVD用650ナノメートルの2波長レーザーを1素子で発することができる。
出力はCD用が240ミリワット、DVD用が100ミリワットを実現している。同社が実用化した再生用2波長レーザーで培ったノウハウを
活用した。
2素子を1パッケージ化したハイブリッド型は既に使用されているが、新素子なら部品点数の削減や組み立ての容易さに加え、
発光点間隔の精度や光学性能の向上も図れるとしている。
○ソニー,記録型DVD装置に使えるモノリシック型2波長レーザを開発
2003.05.09
NIKKEI ELECTRONICS NE ONLINE
ソニーは世界で初めて,CD-R/RWディスクと記録型DVDディスクの両方に書き込めるモノリシック型2波長レーザを開発した。
2波長レーザを使うと・・・光ピックアップの低コスト化や小型化が容易になる。ビーム・スプリッタといった光学部品の
点数を減らせるほか,光軸調整個所も減らせる・・・
・・・赤外半導体レーザのパルス発振時の光出力で240mW,赤色半導体レーザで同100mWの達成にメドを付けた。
これらはそれぞれ,
CDの標準速の48倍速〜52倍速記録
,
DVDの標準速の4倍速記録
に対応可能な光出力である。
同社は2003年2月に高出力の赤外半導体レーザと赤色半導体レーザを1つのパッケージに収めた2波長レーザを発表したばかりだが,
このときは別々のレーザ素子を並べて実装した,いわゆる
「ハイブリッド型」
だった。ハイブリッド型は
発光点間隔の誤差範囲
が±10μm程度と大きい
。このため,発光点間隔のバラつきを補正するホログラム素子を光ピックアップに埋め込む必要がある。
これに対して今回のようなモノリシック型なら同
間隔を±1μm以内にできる
。このため,ハイブリッド型で必要なホログラム素子
などをさらに削減できる・・・
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