LAST UPDATE 2003/02/07
●第5話「LDニュース・スクラップ」
−12「ソニーがCD/DVDの記録再生に対応した2波長高出力LDを発表」
○一つのパッケージで、CDとDVDの記録再生に対応できる高出力2波長レーザーダイオードを商品化
2003.02.05
ソニー株式会社 プレスリリース
ソニー株式会社は、CD-R/RWの記録再生に必要な780nm帯レーザー光と、記録型DVDの記録再生に必要な
650nm帯レーザー光を一つのパッケージから出力できる高出力2波長レーザーダイオードを含む4種類の
2波長レーザーダイオードを発表した。
パソコンの用途の拡大にともない、パソコンに取り込まれた映像や写真などの大量のデータを迅速に
保存し、容易に検索できるCD-R/RWドライブ、記録型DVDドライブが不可欠とし、DVDプレーヤーに加えて
光ディスク特有の記録再生機能を生かしたDVDレコーダーの市場が今後急速に拡大するとの見込みから
CDとDVDの記録再生に必要な各波長のレーザーダイオードを一つのパッケージに集積することにより
光学部品の点数と光軸の調整個所を削減し、製品の小型化と信頼性の向上を図ることができる2波長レーザーダイオードを
キーデバイスとしてとらえ、2003年5月より順次サンプルを出荷する。今後も2波長レーザーダイオードの製品ラインアップは
拡充していく予定。
CD側、DVD側のレーザー光出力をそれぞれ215mWと100mWに高出力化した「SLD6461VL」と「SLD6461VLT」は
CDの記録再生機能とDVDの記録再生機能を兼ね備えた光ディスクドライブ向け。
CD側レーザー光出力7mW、DVD側レーザー光出力100mWを実現した「SLD6361VL」はCDの再生機能をもった
DVDレコーダー向け。CD側、DVD側のレーザー光出力がそれぞれ215mWと5mWの「SLD6261VLT」は
CDの記録再生機能とDVDの再生機能が求められるノートパソコン用コンボドライブに最適。
これらの製品化により、光学ピックアップの小型化を図ることができ、CDとDVDの各種フォーマットに
対応した様々な機器の小型化、薄型化が可能となるとしている。
今回特筆すべきは、厚さ3.0mmの薄型パッケージを採用したこと。CD記録再生/DVD記録再生用「SLD6461VLT」と
CD記録再生/DVD再生用「SLD6261VLT」では、新たに開発した厚さ3.0mmの薄型パッケージを採用。
業界標準であるφ5.6mmパッケージと同等の放熱特性をもつこの薄型パッケージを採用することにより
ノートパソコン用として現在主流になっているハードディスクドライブと同じ、厚さ9.5mmの
光ディスクドライブの設計が可能となり、さらに携帯性に優れた薄型ノートパソコンが実現できる。
写真:CD記録再生/DVD記録再生用2波長レーザーダイオード「SLD6461VL」(左)と「SLD6461VLT」(右)
●問合せ先
ソニー株式会社 エレクトロニックデバイスマーケティング本部
システムマーケティング部門レーザソリューションマーケティング課
電話:03-5435-3583 FAX:03-5435-3579
○CDとDVDの記録再生に使える2波長レーザーをソニーが発売 3mm厚パッケージ品を用意
2003.02.06
EDN Japan
ソニーは、CDとDVDの記録再生に使える2波長半導体レーザー「SLD6461VL/SLD6461VLT」のサンプル出荷を
2003年5月から開始すると発表した。一方の半導体レーザーの発振波長は784nmで、パルス光出力は最大215mW。
もう一方は、発振波長が658nmで、パルス光出力が最大100mWである。パソコンやDVDレコーダーなどに向ける。
2つの半導体レーザー素子を1つの基板に実装する構造を採用した。パッケージは2種類用意した。
1つは直径5.6mmの金属缶パッケージ(型番はSLD6461VL)。もう1つは3mm厚の金属缶パッケージである
(型番はSLD6461VLT、サンプル出荷は2003年9月から)。CD用レーザーのしきい値電流は30mA、動作電流は130mA、
動作電圧は2.0V。DVD用レーザーのしきい値電流は40mA、動作電流は90mA、動作電圧は2.5V。動作温度範囲は
いずれも−10〜+70℃である。サンプル価格はSLD6461VLが3000円、SLD6461VLTが3500円。
このほか、CD再生用レーザーとDVD記録再生用レーザーを1パッケージに収めた「SLD6361Vl」と、
CD記録再生用レーザーとDVD再生用レーザーを1パッケージに収めた「SLD6261VLT」もある。
SLD6361V1は2003年9月からサンプル出荷を始める。サンプル価格は2000円。
SLD6261VLTは2003年5月から。サンプル価格は2500円。
○ソニー、CDとDVDの録再に対応した二波長レーザーを商品化
2003.02.07
日本工業新聞 JIJ web
ソニーは、1つのパッケージでCDとDVD(デジタル多用途ディスク)両方の記録と再生に対応できる
二波長レーザーダイオード4製品を開発、5月から順次サンプル出荷する。両メディアの録再対応型レーザー素子の
商品化は世界でも初めてという。光ピックアップを小型化できるため、両メディアへの対応機能を搭載した
高性能ノートパソコンなどの小型・薄型化を可能にする。
新製品は、CDディスクと記録型DVDへの高速書き込みを可能にした高出力化技術と、CD用とDVD用の2つの
半導体レーザー素子を同一基板上に実装するハイブリッド実装技術を融合させて開発した。
CD用は780ナノ(1ナノは10億分の1)メートル帯、DVD用は680ナノメートル帯の波長のレーザー光を発振する。
録再用のワンチップ化によって、レンズやプリズムなど従来は2系統必要だった光学部品を集約できるため、
光ピックアップの構成部品を2〜3割程度削減できる。
ソニーはこれまでにレーザーダイオードの厚みが5.6ミリの両メディア再生用2波長レーザーダイオードを生産・販売してきた。
今回の録再用は同じ厚みの製品に加えて、3ミリ厚の製品も開発、ノートパソコン向けにサンプル出荷する。
サンプル価格は2000〜3500円。
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