LAST UPDATE 2002/04/08
●「LD(レーザーダイオード)ニュース・スクラップ」その5
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シャープ、半導体レーザーの4月受注見込みが過去最高に
2002.4.9 日本工業新聞JIJ web
シャープは8日、半導体レーザーの4月分の受注見込み(数量ベース)が、過去最高を更新する見通しを
明らかにした。DVD(デジタル多用途ディスク)やCD−R/RW(追記型/書き換え可能なコンパクト
ディスク)ドライブを搭載するノート型パソコンが普及し、需要が急回復しているためだ。
年間でも2002年度は前年度を上回るのは確実で、過去最高だった2000年度の年間1億7000万個水準にまで
達する可能性も出てきた。
4月の受注量は、単月ベースでは過去最高のペースで推移。具体的な数量は明らかにしていないが、
半導体レーザーを生産する奈良工場(奈良県大和郡山市)の生産能力が月産1400万個だけに、ほぼこれに
近い数量を受注したとみられる。
受注急増の要因は世界的にノートパソコンの販売が回復傾向にあり、米国や台湾向けの需要が活発化。
最近のノートパソコンは、DVDドライブやCD−R/RWドライブを搭載している機種が多く、
半導体レーザーはメディアごとに記録・再生の波長が異なるために、1台のパソコンにレーザーが
2個採用されているケースが増えている。
パソコンメーカーからの旺盛な需要を背景に、同社奈良工場はほぼフル操業だが、今夏には広島県三原市
に建設中の三原工場の第1工場が稼働を開始。当初は月産500万個からスタート、2004年度には奈良工場と
ほぼ同等の同1400万個体制に引き上げる計画で、増産体制を確立する。
世界的なIT(情報技術)不況の影響もあり、2001年度の同社の半導体レーザーも数量ベースで前年度比
約40%減と低迷。「今年度は始まったばかりで、何が起こるかわからない」(シャープ関係者)と慎重な
姿勢は崩さないものの、4月が過去最高の受注量をほぼ確保し、2001年度の実績を上回るのは確実な情勢だ。
一方、同社によると、4月は金額ベースで2000年度に比べ3割近くダウンしているという。ただ、パソコンの
主要部品のひとつである半導体レーザーの需要が急回復していることは、低迷を続けてきた電子部品業界に
とって明るい兆しといえそうだ。
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