Laser IroIro
 LAST UPDATE 2002/02/20(2002/07/22改訂)
 ●「次世代DVD、日欧韓9社が統一規格発表」について
 家電業界期待の星?次世代光ディスク(青紫色レーザーDVD)=「Blu-ray Disc」の録画規格統一が発表
 されました。現在の赤色レーザーDVDでも、DVD−RとDVD−RAMやらパソコンのDVDと映像ソフト
 のDVDの違いなど様々な情報(実際は知っている人は理解できていると思いますが)が混乱しています。
 規格の統一は消費者としても大歓迎ですが、今のDVDとの互換性の問題もあるようです。プレステ2や
 S−VHSの時の様に旧仕様ソフトとの互換性は市場が拡大するかのカギではないでしょうか。


 ●プレスリリース

 青紫色レーザーを用いた大容量光ディスクビデオレコーダー規格『Blu-ray Disc』を策定
   〜 CDやDVDと同じ直径12cmの書き換え可能な相変化型光ディスクに
                                       2時間以上のデジタルハイビジョン映像を記録 〜


 株式会社日立製作所、LG電子株式会社、松下電器産業株式会社、パイオニア株式会社、ロイヤルフィリップス
 エレクトロニクス、サムスン電子株式会社、シャープ株式会社、ソニー株式会社、トムソンマルティメディア
 の9社は、波長405ナノメートル(nm)の青紫色レーザーを用いて、CDやDVDと同じ直径12センチメートル(cm)
 の相変化型光ディスク片面1層に最大27ギガバイト(GB)の映像データを、繰り返して記録・再生することが
 できる次世代大容量光ディスクビデオレコーダー規格『Blu-ray Disc』の仕様を策定しました。
 今後本仕様を積極的に関連する業界に提案するとともに2002年春頃をめどにライセンスを開始する予定です。

 『Blu-ray Disc』では、短波長の青紫色レーザーを用いるとともに、レーザーを集光する対物レンズの開口数
 (NA)を0.85とすることにより、ビームスポットを微小化しています。また、レンズの高開口化に対応した光透過
 保護層厚0.1ミリメートルのディスク構造を採用することで、ディスクの傾きによる収差を低減し、読み取りエラー
 の低減や記録密度の向上を図っています。これにより、ディスクの記録トラックピッチをDVDの約半分の0.32
 ミクロン(μm)に微細化し、ディスク片面に最大27GBの高密度記録を実現しました。
 映像の記録には、今後の進展が期待されているデジタル放送との親和性が高く、かつ、国際標準方式の
 MPEG2トランスポートストリームを使用し、デジタルハイビジョン放送を高画質のまま記録したり、あるいは、
 映像とともに受信する他のデータを同時に記録することも可能になります。
 また、ディスクにはあらかじめユニークなIDが書き込まれており、これを用いた高度な著作権保護機能を容易に
 実現することができます。

 『Blu-ray Disc』は、デジタル化やブロードバンド化により多様化するコンテンツ流通社会において、映像を
 高品質で保存し、簡便な操作で視聴することができる基盤となる規格です。9社は、それぞれ大容量かつ
 高転送レートという特長を生かしたビデオレコーダーの商品化に取り組むとともに、片面1層30GB以上、片面2層50GB
 の大容量化を目指します。また、コンピュータ用データストレージやハイビジョン映像ソフトなど、様々な
 アプリケーションへの適用の可能性を追求してまいります。

 ●主な特長

 1. 最大27GBの大容量記録
 波長405nmの青紫色レーザーと、開口数(NA)0.85の対物レンズに加えて、光透過保護層厚0.1ミリメートルの
 ディスク構造を採用することにより、直径12cmの書き換え可能な相変化光ディスクの片面に最大27GBの
 映像データを記録することができます。デジタルハイビジョン映像であれば、高画質のまま2時間以上
 記録することができ、標準テレビ放送を録画する場合は13時間以上記録することが可能です。

 2. 36Mbpsの高速データ転送
 高精細のデジタルハイビジョン放送やデジタルビデオカメラの高画質の映像を、高品質で記録することが
 できます。また、光ディスクの特長であるランダムアクセス機能を生かして、ビデオカメラで撮影した
 映像を手軽につなぐ編集や、テレビ放送を録画しながら記録映像を再生することが可能です。

 3. 取扱いが容易なカートリッジ構造
 光ディスク記録再生面の使用上のキズや汚れを防止するカートリッジを採用し、取扱いが容易です。

 ●主な仕様

  記録容量: 23.3 / 25 / 27 GB
  レーザー波長: 405 nm(青紫色レーザー)
  レンズ開口数(NA): 0.85
  データ転送レート: 36 Mbps
  ディスク直径: 120 mm
  ディスク厚: 1.2 mm(光透過保護層厚:0.1mm)
  記録方式: 相変化記録
  トラック方式: グルーブ記録
  トラックピッチ: 0.32 μm
  最短ピット長: 0.16 / 0.149 / 0.138 μm
  記録面密度: 16.8 / 18.0 / 19.5 Gbit/inch2
  映像記録方式: MPEG2ビデオ
  音声記録方式: AC3、MPEG1 Layer2、他
  映像音声多重化方式: MPEG2トランスポートストリーム
  カートリッジ寸法: 約 129 × 131 × 7 mm

 ●企業からのライセンスなどに関するお問い合わせ窓口

  ・松下電器産業株式会社
  蓄積デバイス事業推進室 高井 勇
  電話:06-6905-4195 メール:takai@dvd.mei.co.jp

  ・Philips Consumer Electronics
  Program Manager A/V Chris Buma
  電話:+31-40-273-6341 メール:Chris.Buma@philips.com

  ・ソニー株式会社
   知的財産渉外部 守屋文彦
   電話:03-5448-2017 メール:info-Blu-ray_Disc@sony.co.jp

 <報道関係からのお問い合わせ先>

 株式会社 日立製作所 デジタルメディアグループ   電話:03-3506-1627
 LG電子株式会社 Digital Media Research Lab. 電話:+82-2-3461-2735
 松下電器産業株式会社 広報グループ 電話:03-3436-2621
 パイオニア株式会社 広報グループ 電話:03-3495-9903
 日本フィリップス株式会社 企業広報 電話:03-3740-5221
 サムスン電子株式会社 日本研究分所 電話:03-5641-9857
 シャープ株式会社 広報室 電話:06-6625-3006
 ソニー株式会社  広報センター 電話:03-5448-2200
 トムソン マルティメディア ジャパン 東京研究所 電話:03-3234-4646



 ●新聞・ネット記事 ※ネットで見つけた関連記事です。スクラップのつもりで全文掲載します。掲載に問題ある場合は弊社までご連絡下さい。

 ○次世代光ディスクの統一規格「Blu-ray Disc」の中身が分かった 日経エレクトロニクスNE ONLINE 2002/02/19

 2002/07/22日経エレクトロニクスNE ONLINE様の指導により本文削除

 DVDの次を担う光ディスク(次世代光ディスク)の製品化と早期普及に向け,日欧韓の大手AV機器
 メーカー9社が手を結んだ。青紫色レーザ光源を使う次世代光ディスク仕様「Blu-ray Disc」を策定し,
 2002年春に同規格のライセンスを開始すると発表した(ニュース・リリース)。

     
  

 ○松下など9社、次世代DVD規格統一で合意 日本経済新聞社NIKKEI NET 2002/02/19

 松下電器産業や日立製作所、ソニーなど日欧韓の電機大手9社は19日、大容量の記録容量を持つ
 次世代型DVD(デジタル多用途ディスク)の規格統一で合意したと正式に発表した。DVDは
 再生方式は統一しているが、記録方式は3規格が並立しており、普及を促進するには規格統一で
 消費者の利便性を高める必要があった。9社は部品共通化などで生産コスト削減し、低価格を
 武器にシェアを拡大する中国の電機メーカーに攻勢をかける。
 規格統一で合意したのは3社のほかパイオニア、シャープ、蘭フィリップス、仏トムソン、
 韓国サムスン電子、同LG電子。
 統一規格「Blu―ray Disc」で開発するのはCDや現在のDVDと同じ直径
 12センチメートルで、片面最大27ギガ(ギガは10億)バイトの記憶容量の光ディスクと録画再生機。
 情報の記録・再生に青紫色のレーザーを採用した。レーザーの集光をより微細化し、これまでの
 DVDに比べ記録容量を約5―6倍高めた。標準のテレビ放送の録画時間は13時間以上という。

 ○日韓欧9社で次世代光ディスクレコーダー規格を策定 日本工業新聞JIJ WEB 2002/02/20

 日韓欧の大手AV(音響・映像)機器メーカー9社が19日、青紫色半導体レーザーを使った次世代
 大容量光ディスクレコーダー規格「Blu−ray Disc」を策定したと発表した。
 策定したのは、日立製作所、松下電器産業、パイオニア、ソニー、蘭フィリップス、
 韓国サムスン、韓国LG電子、シャープ、トムソンマルチメディアの9社。
 新規格は、CDやDVD(デジタル多用途ディスク)と同じ直径12センチの光ディスクを用い、
 片面1層に27ギガ(1ギガ10億)バイトの映像データを繰り返し記録、再生することができる
 光ディスクレコーダー規格で、今春からライセンスを開始するという。商品化は早いところでも
 1年〜1年半先になる見通し。
 次世代光ディスクをめぐっては、AVメーカー各社が加盟するDVDフォーラムでも開発や
 規格統一の動きがあったが、「今回の9社の方が早く開発できた」(杉本昌穗・パイオニア
 技術戦略最高顧問)ため、9社主導の規格策定になったという。

 ○次世代光ディスクの規格統一 日欧韓の家電9社 朝日新聞社asahi.com 2002/02/19

 日欧韓の家電9社は19日、DVD(デジタル多用途ディスク)の約5倍の記録容量を持つ
 次世代光ディスクの録画規格を統一すると発表した。ディスク(円盤)に波長の短い
 青紫色レーザーを当てて利用することから、新ディスクを「ブルーレイ・ディスク(BD)」
 と名付けた。各社は規格統一で、高画質なデジタル放送用の録画機の普及を進めたい考えだ。
 しかし、すでにDVD録画再生機を購入した消費者も少なくなく、消費者の混乱も起きそうだ。
 9社はデジタルハイビジョン放送を録画するためのディスク開発を進め、青紫色レーザーを
 利用した録画方式の規格をめぐり昨年4月ごろから協議を始めた。ディスクと録画再生機は
 来年中にも製品化させる。規格はオープンとし、9社以外に東芝などが合流を検討している。
 規格統一には、消費が低迷している録画機市場で、不ぞろいな規格による混乱を避けたい
 との思惑が働いた。
 録画の規格をめぐっては、松下電器産業とソニーがビデオデッキ市場で繰り広げた
 「VHS・ベータ戦争」に始まり、今もDVDの3方式(DVD−RW、DVD+RW、
 DVD−RAM)が統一されていないなど、混乱が繰り返されてきた。
 今回、そうした経緯を乗り越えたのは、ビデオデッキの普及が飽和状態になり、
 DVD録画再生デッキでさえ大衆が飛びつく時代ではなくなっていたことがある。
 規格をそろえなければ、ますます買い控えに歯止めがきかないとの判断だ。
 家電売り場では今でも「DVDの3方式がどう違うのか消費者に納得してもらえず商売が
 しにくかった」(大手家電量販店)という状態だ。電子情報技術産業協会の01年の需要予測
 によると、再生専用DVDデッキが157万台に対し、録画再生機はその10分の1に満たない
 13万台だ。
 BD規格の録画機による現行のDVDディスクの再生も課題だ。「BD録画の方式はDVDの
 規格を無視して統一せざるをえなかった」(大手電機)ため、DVDディスクの再生では、
 一部で互換性が保てない可能性が高い。RW方式のソニーのDVD録画再生機で録画した
 DVDディスクは、ソニーや同じ方式のパイオニア、シャープ製のBD録画再生機では
 再生できるが、RAM方式の松下や日立製作所製のBDデッキでは再生できない可能性が濃厚だ。
 また、各メーカーは記録容量が40ギガバイト超のハードディスク録画再生機の普及も進めており、
 BDのようなポータブル(持ち運び)ディスクが広まるかどうかは未知数だ。
 ブルーレイ・ディスク(BD)青紫色レーザーを当てることで、DVDに比べて約5倍の
 記録容量(23.3〜27ギガバイト)を持つ光ディスク。直径12センチ。ハイビジョン画像
 なら2時間以上、通常のテレビ画像なら13時間以上の録画が可能。今回、録画規格の統一に
 合意したのは、日立製作所、松下電器産業、パイオニア、シャープ、ソニーの国内5社と
 サムスン電子(韓国)、LG電子(同)、フィリップス(オランダ)、トムソンマルチメディア
 (仏)の海外4社。(22:38)

 ○電機大手9社、次世代光ディスクの統一規格化で合意 毎日新聞Mainichi INTERACTIVE 2002/02/19

 ソニーや松下電器産業など国内外の電機大手9社は19日、現在のDVD(デジタル多用途ディスク)に
 替わる次世代の大容量の光ディスクの統一規格化で合意したと正式発表した。DVDは再生方式を
 統一しているが、記録方式では3規格が並立しており、互換性に難点があった。今回の合意は
 事実上の世界統一規格を目指し、今春をめどにライセンス提供を開始する。
 合意したのはソニー、松下電器のほか、日立製作所、シャープ、パイオニア、蘭フィリップス、
 仏トムソン、韓国サムスン電子、同LG電子の9社。統一規格の名称は「Blu-ray Disc」で、
 記録容量を高めるため青紫色レーザーと呼ぶ先端部品を使って開発した。
 最大で27ギガバイトの容量を持ち、現在のCDやDVDと同じ大きさのディスクに5〜6倍の情報の
 記録が可能。BS(放送衛星)デジタル放送並みの高画質の映像を、2時間以上にわたり記録できるという。
 各社はこれまで独自の方式で開発を進めてきた。中国などの電機メーカーが低価格攻勢をかける中で、
 統一規格化で消費者の利便性を高めるとともに、一部メンバーは「新しい技術で差別化を図る」
 (電機メーカー)という。早ければ来年度中にも統一規格化による商品化が実現しそうだ。
 今回の統一規格化でVTRに替わる録画再生機の普及が本格化する見通し。

 ○次世代DVDに統一規格、「ポストVTR」へ弾み 読売新聞YOMIURI ON-LINE 2002/02/19

 日欧韓の電機大手9社は19日、DVDの約5倍の容量を持つ次世代の大容量光ディスク
 「Blu―ray Disc」の記録方式に統一規格を採用すると正式発表した。これにより
 9社の機器で記録したディスクが互いのメーカーの機器で相互に再生できるようになり、
 「ポストVTR」として期待される次世代DVD録画再生機の普及にはずみがつくことが期待される。
 統一規格で合意したのはソニー、松下電器産業、日立製作所、パイオニア、シャープの5社と、
 欧州のフィリップス、トムソン、韓国のサムスン電子、LG電子の計九社。東芝は、当面統一規格の
 採用を見送った。9社は今春をめどに、外部企業へのライセンス供与を始める予定だ。
 新ディスクはDVDと同じ大きさで、情報量の大きいデジタルハイビジョン映像で2時間以上、
 通常のテレビ放送は13時間以上記録できる。新ディスクに対応した録画再生機は早ければ
 2003年中にも登場すると見られる。(2月19日20:51)

 ○松下・ソニー・日立など日韓欧9社、大容量光ディスク規格を策定 ロイターROUTERS CO.JP 2002/02/19

[東京 19日 ロイター]松下電器産業、ソニー、日立製作所など日韓欧9社は、大容量光ディスク
 規格を策定した、と発表した。
 松下電器、ソニー、日立のほか、LG電子ジャパン、パイオニア、ロイヤル・フィリップス・
 エレクトロニクス、日本サムスン、シャープ、トムソン・マルティメディア・ジャパンの9社は、
 青紫色レーザーを使った大容量光ディスクビデオレコーダー規格「Blu−ray Disc
 (ブルー・レイ・ディスク)」を策定したと発表した。
 9社は、同仕様を関連する業界に提案し、2002年春ごろをめどにライセンスを開始する予定。
 同ディスクは、従来の赤色レーザーによるDVD(デジタル多用途ディスク)に比べて、大容量の
 記録が可能になるという。
 記者会見したソニーの高篠静雄執行役員は、「今後、本格普及するデジタル放送を記録するのに
 基盤となる規格」と述べた。ただ、「商品化については、いつといえる段階にない」としていた。
 また、現行のDVD録画機との互換性がある商品を販売するかどうかは、「各社の判断になる」
 という。


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