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 LAST UPDATE 2001/05/18

  レーザー色々 第1回「低出力レーザの医療への応用」
  ○口腔癌の光診断について〜浜松市歯科医師会会報「はあもにい」第88号より〜


   光診断法は、口腔癌に多く含まれているある種の蛍光物質に光をあてることにより発する
   微弱蛍光を光診断装置で検出し、診断する方法です。
   癌に含まれる蛍光成分についてはポルフィリン類ではないかと言われており、現在分析が
   進められています。

   光診断装置

    励起光源:波長可変型Optical Parametric Oscillatorレーザー(OPOレーザー)
    光ファイバー束のプローブにより、410nmの波長の励起光を患部に照射し
    その蛍光を分光器に導き、Image Intencifierでスペクトル信号を増幅し、CCD
    (Charge Coupled Device)カメラにより検出後、パーソナルコンピューターに取込み
    画像解析およびデータの保存を行った。

   診断装置を用いて測定を行った結果

    症例:中分化型舌扁平上皮癌の場合、潰瘍部および硬結部において、励起波長
    410nm
で、630nmおよび680nmに極大点を有する2峰性のピーク
    を示した。
    一方、正常舌粘膜では、640nmに単峰性のピークが認められ、病変部と正常
    粘膜部において、明らかな蛍光特性に違いが認められた。

   本例の正診率は91.7%、偽陽性4.9%、偽陰性13.4%であり、口腔癌の診断に有用と
   考えられるが、偽陽性と偽陰性をどのように減らしていくかが今後の課題と思われます。


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