LAST UPDATE 2001/05/18
●「低出力レーザの医療への応用」(光産業技術マンスリーセミナーより)
レーザー色々第1回は5月15日に開催された財団法人光産業技術振興協会マンスリー
セミナーより「低出力レーザの医療への応用」を紹介させていただきます。
講師:浜松医科大学医学部医学科歯科口腔外科学講座 教授 橋本 賢二 氏
内容:レーザの医療への応用は高出力のレーザメスとして始まりましたが、
近年低出力レーザの循環促進作用、創傷治癒促進作用、鎮痛・除痛作用などの
生体作用が注目され臨床応用されてきました。
低出力レーザによる動物実験では、血管の拡張や酵素の活性、循環の促進
などが確認されています。
また、生体特に癌組織には自家固有蛍光があると言われており
レーザを用いた診断装置を開発し、健常組織と癌組織を比較検討したところ
無侵襲でリアルタイムで鑑別(正診率85%)できる事が分かりました。
またPDT(光化学療法)と呼ばれる、光感受性薬剤とレーザー光による
光化学反応を利用した新しい癌の治療法が、すでに保険適用の治療法となって
いるとのお話にはびっくりしました。
橋本教授のお話は医学の知識のない素人にも大変わかりやすく
これら低出力レーザの応用事例と今後の展望を紹介いただきました。
○
低出力レーザーの循環促進作用、創傷治癒促進作用、鎮痛・除痛作用
神経疾患・術後継発症・炎症それぞれの場合にレーザー治療は有効か?
○
口腔癌の光診断について
口腔癌の早期発見にレーザーによる光診断はかなり有用!
○
最新の光化学療法(PDT)の成果と将来展望
表在性の初期癌や早期癌はレーザーの光化学療法で治療!!
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